理由の型

体の「不浄な側」を使う

左手や足の裏など、その文化で不浄とされる体の部分を、人や食べ物や大切な物に向けてしまう。

7 件。初見殺し度の高い順に並べています。

初見殺しその集団の外から来た人には善意・普通の行いに見え、理由を知らなければ避けようがない。

初見殺し 確認済 年配・改まった場では気にする

口をつけた物を分ける

インドやネパールで、自分がかじった物や口をつけたコップ・水筒を人に差し出す、自分のスプーンで大皿の料理を取る。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
唾液が触れた食べ物・器は「ジュータ(jootha/サンスクリットで uchchhishta)」と呼ばれ、ヒンドゥーの浄・不浄の観念では穢れたものとされる。そのため食べかけを分けたり共用の器に口をつけたりせず、ボトルの水は唇をつけずに上から注ぎ込むように飲む人が多い。
やってしまったら・言いかえ
ボトルの水は唇をつけずに上から注ぎ込むように飲む。大皿の料理は取り分け用のスプーンで取る。

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出典 1 件
  1. Uchchhishta (Jootha) (Wikipedia)事典

気づきにくい何となく避けたほうがよさそうと感じるが、理由までは推測できない。または限られた場面でしか問題にならない。

気づきにくい 確認済 本気で怒られる

靴を脱がずに家に上がる

タイで、人の家や寺院の建物に靴を履いたまま入る。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
タイでは体の上下がそのまま価値の上下に対応し、頭がもっとも尊く、足と靴底はもっとも低く不浄なものとされる。だから足の裏を人に向けて座ることも嫌われ、同じ理由で足を包む靴を、人が座り寝る床や仏を祀る堂の中に持ち込まない。清潔さだけの問題ではないので、靴が新しくてもきれいでも関係がない。
やってしまったら・言いかえ
入口に靴がそろえてあったら必ず脱ぐ。寺院では靴下のままでよいことが多い。座るときは足の裏が人や仏像に向かない向きにする。

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出典 2 件
  1. Thai Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
  2. Culture of Thailand (Wikipedia)事典
気づきにくい 確認済 本気で怒られる

左手で物を渡す

中東・南アジア・東南アジアのイスラム圏やインドなどで、左手で食べ物をつまむ・人に物を渡す・握手する。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
左手は用を足したあとに体を洗う「不浄の手」とされ、食べ物や人に触れる用途には右手(または両手)を使う。イスラム圏では右手で食べるという預言者の慣行が根拠として加わり、インドではヒンドゥーの浄・不浄の観念から同じ習慣になっている。
やってしまったら・言いかえ
物の受け渡し・握手・食事は右手か両手でする。両手で差し出すのは丁寧とされ問題ない。

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出典 8 件
  1. Saudi Arabian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  2. Indian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  3. Egyptian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  4. Afghan Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  5. Kenyan Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  6. Why visitors to Indonesia should avoid using their left hand - South China Morning Post報道
  7. Etiquette in Asia - Wikipedia事典
  8. Malaysian Culture - Etiquette - Cultural Atlas (SBS)事典
気づきにくい 確認済 本気で怒られる

人や本をまたぐ・足で触れる

インドやネパールで、床に座っている人の伸ばした脚をまたぐ、足が人の体に当たる、足や靴の先で本・紙・お金に触れる。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
足は体の中で最も不浄な部分とされ、人や書物に足が触れることは相手や知識を貶める行為になる。足の裏を人に向けること、寺院や神像のほうへ向けることも同じ理由で避けられる。ヒンドゥー教徒の間には、足が本や紙、お金、人の脚に当たってしまったときに、その対象を指先で触れてから自分の額や胸に当てて詫びる作法がある。
やってしまったら・言いかえ
床に座っている人を越えたいときは、回り込むか「通ります」と断って通してもらう。座るときは足の裏が人や祭壇に向かないように、脚を横に流すかあぐらにする。当たってしまったら、触れてから額に手を当てる仕草で詫びる。

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出典 3 件
  1. Nepalese Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
  2. Indian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
  3. Pranama - Wikipedia事典
気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

線香やろうそくを吹き消す

仏壇やお墓、寺でお参りしたあと、線香やろうそくの火を口でフッと吹き消す。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
神聖であるべき仏壇や仏前に息を吹きかけるのは不作法とされるため、線香やろうそくは手であおぐか、ろうそく消しを使って消す。人の口から出る息は不浄だから、口は悪い行いを生む元だから、といった説明もされるが、いずれも慣習としての説明で、経典上の根拠が示されているわけではない。
やってしまったら・言いかえ
手であおいで消す(線香を持っていない側の手で上から下へ扇ぐ)か、ろうそく消し(火消し)を使う。線香は左右に振って消してもよい。

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出典 2 件
  1. お線香・ローソクの知識 | 日本香堂業界団体
  2. ろうそくの消し方について | 曹洞宗 香雲寺その他
気づきにくい 確認済 本気で怒られる

足の裏を人に向ける

タイ・ベトナムで、足の裏を人や仏像に向ける、足で物を指したり動かしたりする。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
頭の反対で、足は体でいちばん低く汚れた部分とされ、足の裏を人や仏像に向けるのは失礼にあたる。Thailand Foundation は、裸足で歩いていた時代に足が汚れていたことを由来に挙げている。寺で座るときは足を横か後ろに流し、仏像や僧に足先を向けないようにする。
やってしまったら・言いかえ
寺で座るときは足を横か後ろに流し、仏像や僧に足先を向けない。

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出典 3 件
  1. Feet Low, Head High: A Guide to Thai Etiquettes - Thailand Foundation公的機関
  2. Etiquette in Asia - Wikipedia事典
  3. Vietnamese Culture - Etiquette - Cultural Atlas (SBS)事典
気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

足の裏を人に向ける

アラブ圏などで、足を組んだり脚を伸ばしたりして、靴の裏・足の裏を相手に向ける。

なぜ — 体の「不浄な側」を使う
足は体でいちばん低く汚れた部分とされ、その延長である靴の裏を相手に向けるのは「お前は私の足元以下だ」という侮辱になる。イスラムでは礼拝前に足を洗い、モスクでは靴を脱ぐなど、靴が儀礼的に不浄とされることも背景にある。2008年にイラクの記者がブッシュ大統領に靴を投げつけた事件は、この文脈で「最大級の侮辱」と報じられた。
やってしまったら・言いかえ
年長者や目上の前では足を組まず、足先や靴底が相手に向かないよう座る。

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出典 4 件
  1. Why showing the soles of your feet can be offensive in the Arab world (The National, 2020-08-10)報道
  2. The Arabs and their flying shoes (Al Jazeera, 2013)報道
  3. Saudi Arabian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道
  4. Egyptian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)報道