ヨーロッパ

ドイツの初見殺しマナー

9 件。初見殺し度の高い順に並べています。

初見殺しその集団の外から来た人には善意・普通の行いに見え、理由を知らなければ避けようがない。

初見殺し 確認済 本気で怒られる

サウナで水着を着る

ドイツ・オーストリアの公衆サウナで、水着を着たままサウナ室に入る。

なぜ — そのほかの理由
ドイツ語圏のサウナは裸で入るのが原則で、水着のほうが非礼かつ不衛生とされます。ドイツ語版 Wikipedia は「ドイツ語圏、スカンジナビア、バルト諸国、ベネルクス、北イタリア、スロベニア、クロアチア、ロシアでは、サウナには通常裸で入る」と記し、水着は熱の循環を妨げるという衛生・生理上の理由が挙げられると説明します。しかも公衆サウナの多くは男女共用で、裸の男女が同じ室内にいるのが普通です。汗を木のベンチに染み込ませないため、体の下にタオルを敷くことも決まりになっています。慎みのつもりで水着を着ると、その場でいちばん場違いな人になります。
やってしまったら・言いかえ
更衣室で全部脱ぎ、大判のタオルを体に巻いてサウナ室へ移動する。中では巻いたタオルを広げ、足まで載るように敷いてその上に座る。移動中や休憩室ではバスローブを羽織ってよい。女性専用日(Damentag)を設けている施設も多いので、混浴が難しければその日を選ぶ。

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出典 2 件
  1. Sauna - Wikipedia(ドイツ語版・Saunabaden im deutschsprachigen Raum)事典
  2. Sauna - Wikipedia(Etiquette / Germany and Austria)事典
初見殺し 確認済 法律・規則で禁じられている

写り込んだ人の写真を公開する

ドイツで、通りや店で撮った写真に他人が写ったまま、SNS やブログに上げる。

なぜ — そのほかの理由
ドイツでは肖像の公開が法律で守られていて、撮ることより「出すこと」が問題になります。芸術著作権法(KunstUrhG)22条は「肖像は、被写体の同意がある場合にのみ、頒布し、または公に展示することができる」と定め、本人の死後10年間は遺族の同意が要るとしています。同法33条は、22条・23条に反して肖像を頒布・公開した者を「1年以下の自由刑または罰金」に処すると定め、告訴があった場合にのみ訴追される親告罪としています。旅行の写真をそのまま投稿するのは他の多くの国では当たり前の行いで、しかも撮影の時点では誰にも止められないため、後から問題になって初めて気づくことになります。
やってしまったら・言いかえ
人がはっきり写った写真は、公開する前に顔をぼかすか、本人に一言断って同意を得る。風景の中に小さく写り込んだだけなら例外に当たる場合があるが、判断に迷うなら出さない。子どもが写っているものは特に慎重に。

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出典 3 件
  1. § 22 KunstUrhG(Recht am eigenen Bild) - Gesetze im Internet(連邦法務省)公的機関
  2. § 33 KunstUrhG(Strafvorschrift) - Gesetze im Internet(連邦法務省)公的機関
  3. Recht am eigenen Bild - Wikipedia(ドイツ語版)事典
初見殺し 確認済 法律・規則で禁じられている

切符を刻印せずに乗る

ドイツの近距離交通で、改札が無いのをそのまま乗ってよい合図と受け取り、切符を買わずに、あるいは買った切符を刻印せずに乗る。

なぜ — そのほかの理由
ドイツの地下鉄・トラム・近距離列車は信用乗車方式で、駅に改札口がなく誰でもホームに入れます。その代わり、乗客は乗る前に自分で切符を刻印機に通し、乗車駅・時刻を打刻して有効にしておく義務があります。買っただけで刻印していない切符は無効で、私服の検札官が抜き打ちで回ってきたときに不正乗車として扱われます。カールスルーエでは60ユーロといった増運賃が課されるほか、ドイツ刑法265a条(Erschleichen von Leistungen)は運送の対価を支払わずに利用する行為を「1年以下の自由刑または罰金」と定める犯罪としています。改札が無いことが「無料」や「後払い」に見えるため、悪意なく踏む人が絶えません。
やってしまったら・言いかえ
乗る前に券売機で切符を買い、ホームや車両入口にある小さな刻印機(Entwerter)に必ず通してから乗る。アプリで買う場合は乗車前に有効化する。日単位・週単位の乗車券や、刻印不要と明記された切符もあるので、購入時に画面の表示を確認する。検札を求められたら黙って切符を見せる。

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出典 3 件
  1. § 265a StGB Erschleichen von Leistungen - Gesetze im Internet(連邦法務省)公的機関
  2. 信用乗車方式 - Wikipedia事典
  3. Proof-of-payment - Wikipedia事典
初見殺し 確認済 本気で怒られる

誕生日を前もって祝う

ドイツやロシアで、誕生日の前日以前に「おめでとう」と言う・前祝いをする・プレゼントを開けさせる。

なぜ — 不運を呼ぶ(ジンクス)
誕生日より前に祝うと不運を呼ぶとされ、「その日を迎える前に本人が死ぬかもしれない」という迷信と結びつけて説明される。数分早いだけでも嫌がられることがある。
やってしまったら・言いかえ
お祝いは当日になってから言う。

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出典 4 件
  1. Geburtstag (Wikipedia, deutsch)事典
  2. Friday the 13th: Eight strange German superstitions you should know (The Local Germany)報道
  3. German Birthdays - Tradition upon Tradition (SmarterGerman)その他
  4. 11 Russian Superstitions (Because We Were Scared to Do 13) (The Moscow Times)報道

気づきにくい何となく避けたほうがよさそうと感じるが、理由までは推測できない。または限られた場面でしか問題にならない。

気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

乾杯でグラスを合わせる

ドイツで「Prost!」とグラスを合わせるときに、相手の目を見ずにグラスや手元を見る。

なぜ — 乾杯の作法
相手の目を見ることが乾杯の作法で、目をそらすと失礼、または何か隠していると受け取られる。由来の説として有力なのは中世の毒殺防止で、グラスを強く当てて中身を混ぜ合い、互いの目を見て毒を盛っていないと示したというもの。ただし The Local も、これを裏付ける史料はほとんどないとしている。
やってしまったら・言いかえ
グラスを合わせる相手一人ひとりと目を合わせる。

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出典 2 件
  1. Prost! Why do Germans make eye contact when they clink glasses? (The Local Germany)報道
  2. Friday the 13th: Eight strange German superstitions you should know (The Local Germany)報道
気づきにくい 確認済 法律・規則で禁じられている

静粛時間に音を出す

ドイツの集合住宅で、夜22時から翌朝6時までの間に洗濯機を回す、掃除機をかける、シャワーを長く使う、楽器を弾く、友人と話し込む。

なぜ — そのほかの理由
ドイツでは夜間の静穏(Nachtruhe)が法令で定められており、おおむね22時から6時までは近隣の安眠を妨げる騒音を出してはならない。連邦の連邦イミシオン防止法(BImSchG)や機械騒音規制令のほか、州ごとの法律・自治体の条例が時間帯を定めており、ベルリンやノルトライン=ヴェストファーレン州は22〜6時、バイエルンのビアガーデン規制のように23〜7時となる場合もある。賃貸契約の管理規約で更に細かく決まっていることも多い。
やってしまったら・言いかえ
音の出る家事は21時までに済ませる。深夜に人を招くときは事前に隣人へ一声かける。時間帯は州と物件で違うので、賃貸なら管理規約(Hausordnung)を見る。

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出典 1 件
  1. Nachtruhe(ドイツ語版 Wikipedia)事典
気づきにくい 確認済 法律・規則で禁じられている

赤信号で道路を渡る

ドイツで、車が来ていない道路を、歩行者信号が赤のまま渡る。横断歩道から離れた場所を斜めに渡るのも同じ。

なぜ — そのほかの理由
ドイツの道路交通規則(StVO)第25条は歩行者の横断を定めており、車道は交通に注意しながら最短経路で速やかに渡ること、交通状況によっては交差点・信号の指示内・横断施設または横断歩道でのみ渡ることを求めている。柵などの遮断物を越えることも禁じられている。歩行者用信号そのものは第37条が定めており、赤の間は車道に入ってはならない。違反は秩序違反として過料の対象になる。
やってしまったら・言いかえ
車が来ていなくても信号が変わるのを待つ。特に子どもが見ている場所では注意される可能性が高い。

補足と出典をくわしく見る

出典 1 件
  1. § 25 StVO(Fußgänger)— Gesetze im Internet(連邦法務省)公的機関
気づきにくい 確認済 制度で決まっている(咎められはしない)

日曜に買い物に行く

ドイツで、日曜や祝日に食料品や日用品を買うつもりで出かける。

なぜ — そのほかの理由
ドイツの閉店法(Ladenschlussgesetz)は、小売店の日曜・祝日の営業を原則として禁じてきた。2006年の連邦制改革で営業時間の権限は州に移り、平日の営業時間は各州で大きく延びたが、日曜・祝日を休業とする原則は広く残っている。例外は駅・空港・港の売店、ガソリンスタンド、薬局(当番制)、パン屋など限られた業態だけ。法律の目的は、働く人を過度で不利な労働時間から守ることにある。
やってしまったら・言いかえ
買い物は土曜のうちに済ませる。日曜に必要になったら、駅構内の店・ガソリンスタンド・当番薬局を当たる。

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出典 1 件
  1. Ladenschlussgesetz(ドイツ語版 Wikipedia)事典
気づきにくい 一部誇張 年配・改まった場では気にする

肩書(Dr.)を付けずに呼ぶ

ドイツのビジネスで、博士号を持つ相手を「Herr Müller」「Frau Schmidt」と呼んだりメールの宛名を書いたりして、「Dr.」を付けない。

なぜ — 上下関係・序列
ドイツでは学位のうち博士(Doktor)と教授(Professor)だけが呼びかけにも使われ、「Herr Dr. Müller」のように呼ぶのが正式とされる。改まった場で省くと、相手の業績を軽く扱ったように受け取られることがある。
やってしまったら・言いかえ
名刺や署名に「Dr.」があればそのまま「Sehr geehrter Herr Dr. …」と書く。複数の称号があれば一番上だけ(Professor)にする。相手から省略を提案されたら従う。

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出典 2 件
  1. sekretaria|Doktoren, Professoren & Co. richtig ansprechen業界団体
  2. zm-online|Darum steht der Doktortitel nicht mehr neben dem Namen報道