2 つの文脈

肩書(Dr.)を付けずに呼ぶ

同じ「肩書(Dr.)を付けずに呼ぶ」でも、部活・学校・アメリカ合衆国・イギリス・カナダ・職場・ビジネス・ドイツで、ダメとされる理由や強さが違います。

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「肩書(Dr.)を付けずに呼ぶ」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
部活・学校・アメリカ合衆国・イギリス・カナダ 上下関係・序列 年配・改まった場では気にする 気づきにくい 迷ったら「Dear Professor [姓]」と書けば間違いない。本人から名や Mr./Ms. で呼ぶよう言われたら、それに従う。
職場・ビジネス・ドイツ 上下関係・序列 年配・改まった場では気にする 気づきにくい 名刺や署名に「Dr.」があればそのまま「Sehr geehrter Herr Dr. …」と書く。複数の称号があれば一番上だけ(Professor)にする。相手から省略を提案されたら従う。
気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

部活・学校・アメリカ合衆国・イギリス・カナダ

アメリカなど英語圏の大学で、教員(特に女性の教員)に宛てたメールや会話で、「Dr.」「Professor」ではなく「Mrs.」「Ms.」「Miss」や名(ファーストネーム)で呼びかける。

なぜ — 上下関係・序列
大学教員の多くは博士号を持ち、「Dr.」や「Professor」の肩書で呼ばれることを前提にしている。「Mrs./Ms.」は肩書を無視しているうえに、性別や婚姻状況を決めつける呼び方になるため、失礼に受け取られることがある。特に女性教員は、男性教員なら自然に Dr. と呼ばれる場面で Mrs. と呼ばれやすく、不満の種になりやすい。
やってしまったら・言いかえ
迷ったら「Dear Professor [姓]」と書けば間違いない。本人から名や Mr./Ms. で呼ぶよう言われたら、それに従う。
補足
UCI Writing Center は「本人に招かれない限り、名前から性別を推測して Mr./Ms./Mrs. を使わない」と明記している。日本の「先生」のような全員に使える呼び方が英語には無いため、日本や韓国からの留学生は丁寧なつもりで Mrs. を選びがち。一方、英国の小中学校では生徒が女性教師を「Miss」と呼ぶのは普通で、国や学校の段階で慣習が違う。北米でも、教員によってはファーストネームで呼ぶよう最初に言うことがある。
出典 1 件
  1. Best Practices for Emailing Instructors and Professors(UC Irvine Writing Center 2024-05-22)学術
気づきにくい 一部誇張 年配・改まった場では気にする

職場・ビジネス・ドイツ

ドイツのビジネスで、博士号を持つ相手を「Herr Müller」「Frau Schmidt」と呼んだりメールの宛名を書いたりして、「Dr.」を付けない。

なぜ — 上下関係・序列
ドイツでは学位のうち博士(Doktor)と教授(Professor)だけが呼びかけにも使われ、「Herr Dr. Müller」のように呼ぶのが正式とされる。改まった場で省くと、相手の業績を軽く扱ったように受け取られることがある。
やってしまったら・言いかえ
名刺や署名に「Dr.」があればそのまま「Sehr geehrter Herr Dr. …」と書く。複数の称号があれば一番上だけ(Professor)にする。相手から省略を提案されたら従う。
補足
法的には博士号は氏名の一部ではない(ドイツの裁判所が60年以上前に判断)。2024年5月からは新しい身分証・旅券でも「Dr.」が氏名の前ではなく裏面の別欄に載るようになった。省いても違法ではなく、若い世代やIT業界では気にしない人も多い。オーストリアのほうが称号を重んじるとされる。
出典 2 件
  1. sekretaria|Doktoren, Professoren & Co. richtig ansprechen業界団体
  2. zm-online|Darum steht der Doktortitel nicht mehr neben dem Namen報道

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