初見殺し 確認済 法律・規則で禁じられている
ドイツ
ドイツの近距離交通で、改札が無いのをそのまま乗ってよい合図と受け取り、切符を買わずに、あるいは買った切符を刻印せずに乗る。
- なぜ — そのほかの理由
- ドイツの地下鉄・トラム・近距離列車は信用乗車方式で、駅に改札口がなく誰でもホームに入れます。その代わり、乗客は乗る前に自分で切符を刻印機に通し、乗車駅・時刻を打刻して有効にしておく義務があります。買っただけで刻印していない切符は無効で、私服の検札官が抜き打ちで回ってきたときに不正乗車として扱われます。カールスルーエでは60ユーロといった増運賃が課されるほか、ドイツ刑法265a条(Erschleichen von Leistungen)は運送の対価を支払わずに利用する行為を「1年以下の自由刑または罰金」と定める犯罪としています。改札が無いことが「無料」や「後払い」に見えるため、悪意なく踏む人が絶えません。
- やってしまったら・言いかえ
- 乗る前に券売機で切符を買い、ホームや車両入口にある小さな刻印機(Entwerter)に必ず通してから乗る。アプリで買う場合は乗車前に有効化する。日単位・週単位の乗車券や、刻印不要と明記された切符もあるので、購入時に画面の表示を確認する。検札を求められたら黙って切符を見せる。
- 補足
- 増運賃の額は事業者・都市ごとに違う(チューリヒ80フラン、ストラスブール60ユーロなど)。同じ信用乗車方式はオーストリア・スイス・オランダ・北欧・イタリアなどにも広がっている。