気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする
日本・中国・台湾・香港・韓国
東アジアで、贈り物を4個組にしたり、部屋番号・階・金額・日取りに4の付く数を選んだりする(日本では9も)。
- なぜ — 言葉の響き(語呂・忌み言葉)
- 「四」が多くの中国語方言と日本語・韓国語で「死」と似た音になるため、忌み数とされる。広東語では14が「実死(必ず死ぬ)」、24が「易死(死にやすい)」に聞こえ、単独の4より嫌われる。日本ではさらに九(く)が「苦」に通じるとして避けられる。
- 補足
- 規模は地域で違う。香港には40〜49階をまるごと飛ばして39階の上が50階になるマンションがあり、台湾海軍は艦番号に4を使わない。韓国では病院や葬儀場で4階・4号室がほぼ必ず飛ばされる(いずれも Wikipedia)。9=苦は日本特有。BMJ 2001 の研究は「在米の中国系・日系人は毎月4日の心臓死が7%多く、慢性心疾患による死亡に限ると13%多い(カリフォルニアでは27%)」と報告したが、再解析(BMJ 2002)や香港の研究(MJA 2003)では再現されていない。MJA の著者は、4が死と同音なのは広東語だけで、日本語の4には吉凶両方の意味があると指摘している。「4が命を縮める」までは言えず、避ける習慣があるのは事実、というところまで。シンガポールやマレーシアの華人社会にも同じ習慣があるとされる。
出典 6 件
- 忌み数(コトバンク:日本大百科全書)事典
- Phillips et al. The Hound of the Baskervilles effect(BMJ 2001, PMC)学術
- Panesar et al. Is four a deadly number for the Chinese?(MJA 2003)学術
- Tetraphobia(Wikipedia 英語版)その他
- 感謝の気持ちを台無しにする「贈答品のタブー」(nippon.com、監修:柴崎直人 岐阜大学大学院准教授)報道
- Applied Quadrophobia (Language Log, Victor Mair, ペンシルベニア大学)学術