気づきにくい 確認済 本気で怒られる
部活・学校・日本
日本の中学・高校の部活動(特に運動部)で、新入部員(後輩)が先輩より遅れて練習に来たり、練習の準備や片付けを先輩に任せたり、先輩を「先輩」を付けずに呼んだりする。
- なぜ — 上下関係・序列
- 日本の部活動では、学年が1つ違うだけで明確な上下関係(先輩後輩関係)があり、「後輩は先輩より早く練習に来る」「後輩が準備と片付けをする」「先輩の呼び方は決められている」「先輩の荷物を持つ」といった規律が暗黙のうちに求められることがある。全国の中高生711人を対象にした調査では、こうした関係は1年生が最も強く感じ、文化部より運動部、強豪の部ほどはっきりしていた。
- やってしまったら・言いかえ
- 入部したら、まず同学年の部員に「先輩より何分前に来るか」「誰が何を準備するか」「先輩の呼び方」を聞く。先輩が「タメ口でいい」と言っても、他の先輩の手前、しばらく敬語を続けるのが無難とされる。
- 補足
- 上下関係の厳しさは部ごとの差が大きく、中学生では男子より女子のほうが先輩後輩関係を厳しく受け止める傾向がある(同論文)。論文は、行き過ぎた先輩後輩の支配・従属関係が、いじめや体罰、部活の民主的な運営を妨げる問題として指摘されてきたことにも触れている。近年は上下関係を緩める部も増えている。英米の学校には学年による呼び方の区別がほとんど無いため、留学生・帰国生が最もつまずきやすい。