2 つの文脈

年長者にくだけた挨拶をする

同じ「年長者にくだけた挨拶をする」でも、フィリピン・ケニアで、ダメとされる理由や強さが違います。

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「年長者にくだけた挨拶をする」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
フィリピン 上下関係・序列 年配・改まった場では気にする 気づきにくい 年長者の家に入るとき、または集まりで年長者に会ったときに「Mano po」と言って手を差し出してもらい、その手の甲に自分の額を当てる。目上の人に返事をするときは po / opo を付ける。相手から手が出てこない場合は無理にせず、会釈と丁寧な言葉で応じる。
ケニア 上下関係・序列 年配・改まった場では気にする 気づきにくい 握手するときは右腕を左手で支える。部屋に入ったら一人ずつ挨拶して回る。名前を呼ぶときは Mzee・mama などの敬称を付けるか、相手が名乗った呼び方に合わせる。
気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

フィリピン

フィリピンで、親戚や年配の人の家を訪ねたとき、あるいは集まりで年長者に会ったときに、笑顔で「こんにちは」と声をかけるだけで済ませる(マノをしない)。

なぜ — 上下関係・序列
フィリピンには、年少者が年長者の右手を取り、自分の額に手の甲を当てて祝福を受ける「マノ(pagmamano)」という挨拶がある。スペイン語の mano(手)とタガログ語の敬意を表す po から来ていて、「あなたの手を」という意味になる。祖父母・両親・おじおば、名づけ親や聖職者など、一世代以上年上の人が対象で、同世代の兄姉やいとこには行わない。相手は「God bless you」などの祝福を返す。
やってしまったら・言いかえ
年長者の家に入るとき、または集まりで年長者に会ったときに「Mano po」と言って手を差し出してもらい、その手の甲に自分の額を当てる。目上の人に返事をするときは po / opo を付ける。相手から手が出てこない場合は無理にせず、会釈と丁寧な言葉で応じる。
補足
Wikipedia は「年長者の家に入るとき、または集まりで会ったあとに pagmamano をしないのは失礼と見なされる」と書いている。都市部の若い世代では簡略化されたり、握手やベソベソ(頬を寄せる挨拶)に置き換わることもあり、しない人がいるからといって失礼というわけではない。
出典 2 件
  1. Mano (gesture) - Wikipedia事典
  2. Filipino Culture - Greetings (Cultural Atlas, SBS)その他
気づきにくい 根拠薄 年配・改まった場では気にする

ケニア

ケニアで、年長者や目上の人と握手するときに片手でさっと済ませ、その場にいる全員には挨拶せず、相手をファーストネームで呼ぶ。

なぜ — 上下関係・序列
ケニアでは、年長者や社会的地位が上の人と握手するとき、右の前腕を左手で支えるのが敬意の表し方とされる。挨拶そのものに時間をかけ、その場にいる全員と握手して回るのが普通で、短く切り上げると用件だけの相手と受け取られる。呼び方も、男性には bwana、年配の男性(おおむね40代以上)には Mzee、女性には mama といった敬称が使われる。
やってしまったら・言いかえ
握手するときは右腕を左手で支える。部屋に入ったら一人ずつ挨拶して回る。名前を呼ぶときは Mzee・mama などの敬称を付けるか、相手が名乗った呼び方に合わせる。
補足
ケニアは民族・言語が多く、敬称や挨拶の形は地域と世代で幅がある。ここに挙げたのは都市部でも通じる一般的な形で、出典は SBS(オーストラリアの公共放送)の Cultural Atlas 1系統のみ。政府・学術の出典は確認できていないため根拠薄とした。
出典 2 件
  1. Kenyan Culture - Greetings (Cultural Atlas, SBS)その他
  2. Kenyan Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他

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