3 つの文脈

偶数本の花束を贈る

同じ「偶数本の花束を贈る」でも、ロシア・ウクライナ・ポーランド・ハンガリーで、ダメとされる理由や強さが違います。

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「偶数本の花束を贈る」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
ロシア 弔事の花・色・品 本気で怒られる 初見殺し 生きている人に贈る花束は奇数本にする。
ウクライナ 弔事の花・色・品 本気で怒られる 初見殺し 束の本数を数え、5本・7本・9本など奇数にする。花屋で「お祝い用」と伝えれば本数は合わせてもらえる。
ポーランド・ハンガリー 不運を呼ぶ(ジンクス) 気にする人もいる 気づきにくい 本数は奇数にし、13本は避ける。ポーランドでは包装を外して渡し、菊・赤や白のバラ・カーネーションは選ばない。
初見殺し 確認済 本気で怒られる

ロシア

ロシアで、お祝い・デート・訪問に、2本・4本・6本など偶数本の花束を贈る。

なぜ — 弔事の花・色・品
ロシアでは偶数本の花は葬儀や墓参り用で、生きている人には奇数本(5・7・9本)を贈る。偶数を人生の円環が閉じること(=死)、奇数を生命と魔除けの象徴とみなした古代ルーシの異教の考え方に由来するという説明があるが、国営系メディアの記事によるもので裏付けは弱い。
やってしまったら・言いかえ
生きている人に贈る花束は奇数本にする。
補足
ウクライナなど東欧の他の国にも同じ習慣があるという説明もあるが、確かめられていない。黄色い花は「浮気・別れ」を意味するので恋人には避けるとも言われる。日本で縁起が悪いとされるのは偶数ではなく4や9なので、逆方向の初見殺しになる。
出典 3 件
  1. 10 common Russian superstitions (Russia Beyond)報道
  2. Spring is coming: 10 flower superstitions in Russia (Russia Beyond)報道
  3. 11 Russian Superstitions (Because We Were Scared to Do 13) (The Moscow Times)報道
初見殺し 確認済 本気で怒られる

ウクライナ

ウクライナで、お祝いや手土産に2本・4本・6本など偶数本の花束を贈る。

なぜ — 弔事の花・色・品
ウクライナでは花束の本数を5本・7本・9本と奇数にするのが決まりで、偶数本の花は葬儀と結びついている。生きている人への花と、亡くなった人への花が本数で区別されるため、数を気にせず用意した花束がそのまま弔いの形になってしまう。ロシアと同じ作法だが、ウクライナについても同じ内容が明記されている。
やってしまったら・言いかえ
束の本数を数え、5本・7本・9本など奇数にする。花屋で「お祝い用」と伝えれば本数は合わせてもらえる。
補足
原文は「花束の本数は奇数(5・7・9本など)にすること。偶数本の花は葬儀と結びついている」。新country: ua。
出典 1 件
  1. Ukrainian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
気づきにくい 根拠薄 気にする人もいる

ポーランド・ハンガリー

ポーランド・ハンガリーで、訪問や贈り物の花束を偶数本にする(ハンガリーでは13本も)。

なぜ — 不運を呼ぶ(ジンクス)
ポーランドでは家を訪ねるとき、包みを外した奇数本の花を渡すのが良い作法とされる。ハンガリーでも花は奇数本で贈るものとされ、13本だけは別に除かれる。ロシア・ウクライナでは「偶数は葬儀用」と理由まで書かれているが、ポーランド・ハンガリーの出典は奇数で贈るという慣習だけを書いていて、理由には触れていない。どちらの国でも菊は墓と葬儀の花なので、花の種類のほうが失敗しやすい。
やってしまったら・言いかえ
本数は奇数にし、13本は避ける。ポーランドでは包装を外して渡し、菊・赤や白のバラ・カーネーションは選ばない。
補足
慣習の存在は確認できたが、『偶数=葬儀』という理由づけはポーランド・ハンガリーの出典では確認できなかったので『根拠薄』にした。チェコ・ブルガリアは Cultural Atlas に該当ページが無く、ほかに信頼できる出典も見つからなかったため項目にしていない。
出典 2 件
  1. Polish Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
  2. Hungarian Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他

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