気づきにくい 確認済 制度で決まっている(咎められはしない)
カトリック教会・アメリカ合衆国・イタリア
カトリックのミサに客として出席し、周りの人が立ち上がるのに合わせて聖体拝領(コミュニオン)の列に並び、パンとぶどう酒を受け取る。
- なぜ — 神聖なものを粗末に扱う
- カトリックでは、聖体はキリストの体そのものであり、それを受けることは「カトリックの信仰と教会の一致をすでに分かち合っている」という表明だと理解されている。そのため米国カトリック司教協議会の指針は、他のキリスト教会の信者は通常は聖体拝領に与らないと定め、キリスト教徒でない人には「参列を歓迎するが、聖体は受けず、平和と人類の一致のために祈ってほしい」と呼びかけている。カトリック信者であっても、重い罪を自覚している場合はまず告解(ゆるしの秘跡)を受けてから拝領するよう求められる。断られるのは相手を低く見るためではなく、拝領が「一致がすでにある」という宣言になってしまうためと説明される。
- やってしまったら・言いかえ
- 列に並ぶこと自体は妨げられない。受けない意思を示すときは、両腕を胸の前で交差させて司祭の前に進むと、聖体の代わりに祝福を受けられる(多くの教会で案内されている作法)。席に座ったままでも失礼にはあたらない。
- 補足
- 例外はある。教会法と司教の判断のもとで、正教会・アッシリア東方教会・ポーランド国民カトリック教会の信者が受けられる場合がある(USCCB)。国や小教区によって案内の丁寧さには差があり、観光地の大聖堂では説明が無いまま列だけができることも多い。