2 つの文脈

敷居を踏む

同じ「敷居を踏む」でも、タイ・日本で、ダメとされる理由や強さが違います。

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「敷居を踏む」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
タイ 神聖なものを粗末に扱う 年配・改まった場では気にする 初見殺し 戸口の横木は踏まずにまたぐ。靴も入口で脱ぐ。
日本 神聖なものを粗末に扱う 年配・改まった場では気にする 気づきにくい 敷居はまたいで越える。
初見殺し 確認済 年配・改まった場では気にする

タイ

タイで、人の家の戸口の敷居(高くなった横木)を踏んで出入りする。

なぜ — 神聖なものを粗末に扱う
タイでは人の家の戸口の敷居を踏むことがタブーとされ、またぐものとされている。Cultural Atlas は、特に年配の世代に「敷居には精霊が宿る」という信仰があることを理由に挙げている。
やってしまったら・言いかえ
戸口の横木は踏まずにまたぐ。靴も入口で脱ぐ。
補足
日本の敷居が「家を支える構造材を傷める」という実用の説明で語られるのに対し、タイでは精霊の居場所とされる点が違う。中国・韓国の敷居については裏付けが取れず、項目にしていない。
出典 2 件
  1. Thai Culture - Etiquette (Cultural Atlas, SBS)その他
  2. Culture of Thailand (Wikipedia)事典
気づきにくい 確認済 年配・改まった場では気にする

日本

日本の和室の出入りで、敷居(ふすま・障子の溝のある横木)を踏む。

なぜ — 神聖なものを粗末に扱う
敷居は柱とつながって家を支える構造材で、何度も踏むとゆるんだり歪んだりして、ふすまや障子の滑りが悪くなり、床の根太も傷む。踏まないことは、訪ねた先の家を大切にする気持ちの表れとされる。
やってしまったら・言いかえ
敷居はまたいで越える。
補足
よく一緒に言われる「畳の縁(へり)を踏んではいけない」は、小笠原流宗家によれば同流にそんな決まりはない。畳の幅が90cmと決まっている以上、自然に歩けば縁は踏んでしまうため。敷居は厳しく教えるが畳の縁は俗説寄り、という対比が面白い。畳の縁のタブーには家紋入りの縁を踏まない、傷みやすいなどの説があるが、確かな出典は見当たらない。
出典 1 件
  1. 畳の縁は本当に踏んではいけないのか?(PRESIDENT Online、小笠原清忠・小笠原流礼法宗家)報道

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