2 つの文脈

チップを置かない

同じ「チップを置かない」でも、アメリカ合衆国・カナダ・メキシコで、ダメとされる理由や強さが違います。

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「チップを置かない」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
アメリカ合衆国 もてなしの作法 本気で怒られる 気づきにくい 税抜き額の15〜20%(マサチューセッツ州では18〜20%)を目安に置く。
カナダ・メキシコ もてなしの作法 気にする人もいる 気づきにくい 伝票にサービス料が入っていないか確かめ、入っていなければカナダは15〜18%、メキシコは10〜15%を目安に置く。
気づきにくい 確認済 本気で怒られる

アメリカ合衆国

アメリカで、テーブルで給仕を受けるレストランで、チップを置かない、または10%程度しか置かない。

なぜ — もてなしの作法
アメリカではチップは心付けではなく、給仕係の賃金の一部として組み込まれている。連邦法では、チップを受け取る労働者の時給は最低2.13ドルでよく、最低賃金7.25ドルとの差額(最大5.12ドル)はチップで埋める前提になっている。そのため税抜き額の15〜20%が目安で、置かないのは実質的に給料を払わないのと同じとみなされる。
やってしまったら・言いかえ
税抜き額の15〜20%(マサチューセッツ州では18〜20%)を目安に置く。
補足
MIT の留学生向け案内は、店内飲食やバーではチップを「必須」と書いている。チップ前提の時給は州によって違い、2.13ドルより高く定める州もある。日本やヨーロッパの感覚では払わないのが普通なので、逆向きの初見殺しになる。カナダも似た慣行と言われるが、確かめられていない。
出典 2 件
  1. Minimum Wages for Tipped Employees (U.S. Department of Labor)公的機関
  2. Tipping (MIT International Students Office)学術
気づきにくい 確認済 気にする人もいる

カナダ・メキシコ

カナダ・メキシコの給仕のあるレストランで、チップを置かずに会計だけ済ませる。

なぜ — もてなしの作法
カナダはアメリカほど厳しくないものの、給仕を受ける食事では15〜18%のチップが一般的で、置かないと不足として扱われる。メキシコでも会計の10%以上15%以下を目安に、良いサービスへの任意の上乗せとして渡すのが通例。アメリカのように法律で賃金の一部に組み込まれているわけではないが、慣習としては期待されている。
やってしまったら・言いかえ
伝票にサービス料が入っていないか確かめ、入っていなければカナダは15〜18%、メキシコは10〜15%を目安に置く。
補足
アメリカの項(チップ=賃金の一部)とは強さが違う。カナダは『アメリカと似ているがそこまで強くない』、メキシコは『良いサービスへの任意の上乗せ』と書かれている。新country: mx(メキシコ)。
出典 1 件
  1. List of tipping customs by country (Wikipedia)事典

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