初見殺し 確認済 迷信として知られる程度
演劇・舞台・イギリス・アメリカ合衆国
劇場の中(楽屋・客席・稽古場を含む)で、上演中の演目でもないのに「マクベス」という題名を口にする。
- なぜ — 不運を呼ぶ(ジンクス)
- シェイクスピアの『マクベス』は呪われた芝居とされ、劇場で題名を言うと事故や不運を呼ぶと信じられている。由来には、劇中の魔女の呪文が本物だったため魔女たちが芝居を呪ったという伝説、経営難の劇場が客を呼べる『マクベス』を掛けることが多く「マクベス=劇場が危ない」の連想が生まれたという説、上演中の事故(1937年オールド・ヴィックで落下した錘がローレンス・オリヴィエをかすめた件など)の積み重ねという説がある。
- やってしまったら・言いかえ
- 「The Scottish Play(スコットランドの芝居)」と言い換える。言ってしまったら、劇場の外に出て3回まわり、唾を吐き、悪態をつくか他のシェイクスピア作品の台詞を唱えてから、ドアをノックして中に入れてもらう、というお祓いの作法がある。
- 補足
- ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー自身が公式サイトで由来とお祓いの作法を紹介している。呪いの存在ではなく、そういう迷信が演劇界に実在すること・現場で気にする人がいることを確認した。『マクベス』を上演中のカンパニーが稽古・本番で題名や台詞を言うのは問題にならない。