気づきにくい 確認済 迷信として知られる程度
受験生・日本
受験シーズンに受験生やその家族の前で「落ちる」「滑る」「転ぶ」といった言葉を(スキーや階段の話など、受験と無関係な文脈でも)口にする。
- なぜ — 言葉の響き(語呂・忌み言葉)
- 「落ちる」「滑る」は不合格を指す慣用表現でもあるため、受験生の前では不合格を連想させる忌み言葉として避けられる。裏返しとして、鉄道会社が車輪の空転防止用の砂を「滑り止めの砂」「すべらない砂」として受験生に配ったり、キットカット(きっと勝つ)のような語呂合わせのお菓子が合格祈願に使われたりする。
- やってしまったら・言いかえ
- 言ってしまったら笑って流すのが一般的。不合格の話題は「残念だった」「ご縁がなかった」と言い換え、受験直前はスキー旅行など「滑る」話題そのものを避けると無難。
- 補足
- 言っても合否には関係しないという前提で、あくまで縁起担ぎ。ただし受験生本人が神経質になっている時期は、家族や塾関係者が本気で気にすることもある。JR西日本・京阪などが配った「滑り止めの砂」は、2017年に結晶質シリカが検出されて配布中止が相次いだ(労働安全衛生総合研究所は、お守り程度の微量なら健康影響は無いとの見解)。忌み言葉の考え方自体は結婚式の忌み言葉と同じ系統。