気づきにくい 根拠薄 年配・改まった場では気にする
能楽(能・狂言)・日本
日本の能舞台に、靴のまま、あるいは靴を脱いでも素足や靴下のままで上がる。舞台に上がる者はどんな場合でも足袋(原則として白足袋、狂言方は狂言足袋)を履く。
- なぜ — 神聖なものを粗末に扱う
- 能舞台は檜の板を張った常設の舞台で、本舞台は京間三間四方(およそ6メートル四方)。床の下には足拍子の響きをよくするための甕が仕込まれ、滑りをよくするためにおからや米ぬかで乾拭きして艶を出している。舞や足拍子はこの床と足袋の摩擦を前提に組み立てられているので、靴や素足は床を傷めるだけでなく所作そのものが成り立たない。見学や稽古で舞台に上げてもらうときも同じ扱いになる。
- やってしまったら・言いかえ
- 能楽堂で舞台に上がる機会があるときは、白足袋を一足持っていく。売店で扱っていることも多い。靴下の上から履ける足袋カバーで代用させてもらえる場合もあるので、主催者に尋ねる。
- 補足
- 舞台が檜造りであることは能楽ポータルの解説で確認できたが、「足袋必須」を明記した業界団体の公式ページは今回見つけられず、百科事典の記述に依っているため verdict は weak にした。