業種・職業

能楽(能・狂言)の初見殺しマナー

能と狂言を演じる人たちの世界。600年以上続き、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

2 件。初見殺し度の高い順に並べています。

初見殺しその集団の外から来た人には善意・普通の行いに見え、理由を知らなければ避けようがない。

初見殺し 確認済 年配・改まった場では気にする

能面を「かぶる」と言う

能楽の世界で、能面を「かぶる」「マスクをつける」と言う。面(おもて)は「かける」「つける」と言う。

なぜ — そのほかの理由
能面は能楽師が「面(おもて)」と呼び、曲の位を左右するほど重要なものとして扱う。装束を整えた役者は鏡の間で鏡に向かい、厳かに面を顔にあてて役と一体になる。「かぶる」は面を単なる被り物として扱う言い方になるため、この世界では使わず「かける」「つける」と言う。多くは代々家に伝わる文化財でもあり、扱い方と呼び方が結びついている。
やってしまったら・言いかえ
「面をかける」「面をつける」と言う。面そのものも「能面」より「面(おもて)」と呼ぶほうが通りがよい。

補足と出典をくわしく見る

出典 1 件
  1. 能面(the能ドットコム「入門:能の世界」) — 「かぶるとは言わず、『かける』『つける』と言います」業界団体

気づきにくい何となく避けたほうがよさそうと感じるが、理由までは推測できない。または限られた場面でしか問題にならない。

気づきにくい 根拠薄 年配・改まった場では気にする

能舞台に足袋を履かずに上がる

日本の能舞台に、靴のまま、あるいは靴を脱いでも素足や靴下のままで上がる。舞台に上がる者はどんな場合でも足袋(原則として白足袋、狂言方は狂言足袋)を履く。

なぜ — 神聖なものを粗末に扱う
能舞台は檜の板を張った常設の舞台で、本舞台は京間三間四方(およそ6メートル四方)。床の下には足拍子の響きをよくするための甕が仕込まれ、滑りをよくするためにおからや米ぬかで乾拭きして艶を出している。舞や足拍子はこの床と足袋の摩擦を前提に組み立てられているので、靴や素足は床を傷めるだけでなく所作そのものが成り立たない。見学や稽古で舞台に上げてもらうときも同じ扱いになる。
やってしまったら・言いかえ
能楽堂で舞台に上がる機会があるときは、白足袋を一足持っていく。売店で扱っていることも多い。靴下の上から履ける足袋カバーで代用させてもらえる場合もあるので、主催者に尋ねる。

補足と出典をくわしく見る

出典 2 件
  1. 能舞台(Wikipedia日本語版) — 「舞台に上る際にはどんな場合にも足袋(原則として白足袋、狂言方は狂言足袋)を履くことを求められる」事典
  2. 能舞台(the能ドットコム「入門:能の世界」) — 舞台は檜製、本舞台は三間四方業界団体