2 つの文脈

石畳の文字を踏む

同じ「石畳の文字を踏む」でも、大学の伝統・イギリス・大学の伝統・アメリカ合衆国で、ダメとされる理由や強さが違います。

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「石畳の文字を踏む」の文脈ごとの違い
どこで・だれが ダメな理由 どれくらい 初見殺し度 やってしまったら
大学の伝統・イギリス 不運を呼ぶ(ジンクス) 迷信として知られる程度 気づきにくい 呪いを解く唯一の方法は、毎年5月1日の夜明けに学生たちが北海へ駆け込む「May Dip」に参加することとされる。
大学の伝統・アメリカ合衆国 不運を呼ぶ(ジンクス) 迷信として知られる程度 気づきにくい M のまわりを迂回して歩く。
気づきにくい 確認済 迷信として知られる程度

大学の伝統・イギリス

スコットランドのセント・アンドルーズ大学で、セント・サルヴァトール・カレッジ前の石畳にはめ込まれた「PH」の頭文字を踏む。

なぜ — 不運を呼ぶ(ジンクス)
PH は、宗教改革期にプロテスタントの信仰を理由にこの場所で火刑にされた殉教者パトリック・ハミルトンの頭文字。踏んだ学生は呪われて学位を取れない(卒業できない)という言い伝えがあり、大学の公式ニュースでも伝統として紹介されている。ハミルトンが火刑の際に後の学生を呪ったという話も伝わる。
やってしまったら・言いかえ
呪いを解く唯一の方法は、毎年5月1日の夜明けに学生たちが北海へ駆け込む「May Dip」に参加することとされる。
補足
大学公式ページは処刑年を1582年と書いているが、ハミルトンの処刑は1528年(公式ページの誤記とみられる)。観光客が知らずに踏むことが多く、足元を見て避ける学生の姿は現地の名物になっている。
出典 2 件
  1. University of St Andrews traditions(University of St Andrews news)学術
  2. Patrick Hamilton (martyr) - Wikipedia事典
気づきにくい 確認済 迷信として知られる程度

大学の伝統・アメリカ合衆国

アメリカのミシガン大学で、キャンパス中央の広場「Diag」の石畳にはめ込まれた真鍮の「M」を、最初の試験を受ける前に踏む。

なぜ — 不運を呼ぶ(ジンクス)
最初の試験(伝統的には論述式の「ブルーブック」試験)の前に M を踏むと、その試験に落ちるという言い伝えがある。M は1953年卒業のクラスの寄贈で、以来学生は M をよけて歩くのが慣習になっている。
やってしまったら・言いかえ
M のまわりを迂回して歩く。
補足
米国のクイズ番組「Jeopardy!」の問題に出るほど知られた言い伝え。学生がよけて歩くので、人通りの多い広場の中央にあるのに M はほとんどすり減っていないとされる。「最初のブルーブック試験の前」に限る説と、「試験前ならいつでも」とする説がある。踏んでしまったときの解除法(真夜中の鐘が鳴り終わる前に博物館と鐘楼の間を往復する等)も伝わっているが、確かめられていない。
出典 1 件
  1. University of Michigan block 'M' legend featured on 'Jeopardy!'(AnnArbor.com 2013-02-12)報道

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