気づきにくい 確認済 本気で怒られる
ユダヤ教・イスラエル・アメリカ合衆国
コーシャ(カシュルート)を守るユダヤ教徒の家庭を訪ねるときに、手作りの焼き菓子や認証マークのない食品を手土産にする。肉料理の席にチーズやバターの品を添えて持っていく。
- なぜ — そのほかの理由
- コーシャを守る家庭では、肉と乳製品を一緒に調理することも、同じ食事でとることも避ける。OU(米国最大のコーシャ認証機関)によれば「最も一般的な習慣は、肉を食べてから乳製品まで6時間待つこと」で、台所には「肉用と乳製品用の2組の食器・鍋・調理器具」が置かれる。また、原材料や製造ラインの実態は消費者には分からないため、OUは「信頼できるカシュルート機関の認証がある製品だけを買うこと」と勧めている。つまり、材料に気をつけた手作りの菓子でも、作られた台所と器具がコーシャでない以上、受け取った側は食べられない。断られるのは好意への拒絶ではなく、この仕組みによる。
- やってしまったら・言いかえ
- 認証マーク(OU、OK、Star-K など)の付いた未開封の菓子・チョコレート・ワインを選ぶ。食べ物以外(花、ただし葬儀・喪中の家には贈らない)にする、または何を持っていけばよいか本人に尋ねるのが確実。
- 補足
- 守る度合いは人によって大きく違い、外食は自由だが家庭内は厳格という人もいる。逆に、乳製品のあとに肉を食べるのは待ち時間が要らない(6か月以上熟成した硬質チーズは例外)。