初見殺し 確認済 本気で怒られる
ジャイナ教・インド
ジャイナ教徒の客のために「ベジタリアン対応」として、玉ねぎ・にんにく・じゃがいも・生姜などの根菜を使った料理や、はちみつ入りの菓子を用意する。日没後に夕食を設定する。
- なぜ — そのほかの理由
- ジャイナ教の食の実践は、すべてアヒンサー(不殺生)から導かれる。根菜は「アナンタカーヤ(無限身)」=無数の微細な生命(ニゴーダ)を宿すものと考えられ、一つのじゃがいもを食べることが数えきれない命を奪うことになるとされる。加えて、地上の実を摘むのと違い、根を掘り上げれば植物そのものが死ぬ。はちみつは採取が蜂への暴力にあたるとして避けられる。日没後に食べないのは、暗くなると灯りに寄ってくる虫を知らずに口に入れる危険が高まるためで、飲み水を濾すのも微小な水中の生き物を殺さないためとされる。
- やってしまったら・言いかえ
- 豆・穀物・地上になる野菜・乳製品は使える。玉ねぎ・にんにく抜きの調理は、インド料理店では「ジャイナ・フード」として通じることが多い。食事の時間は日没前に設定する。
- 補足
- 実践の厳しさには個人差・宗派差(シュヴェーターンバラとディガンバラ、在家と出家)が大きく、根菜を避けるのは在家でも熱心な人に限られることもある。事前に本人へ確かめるのが確実。出典が英語版 Wikipedia 1件なので、より内側からの説明を足せるとよい。